洗面室は広さに限りのある空間でありながらもさまざまな目的が詰められている場所です。家族みんなの使用頻度も高いだけに利用しやすくしておかなければなりません。
リビングと同様に洗面室をしっかりとプランニングするようにしましょう。今までは洗面室の広さは1坪が一般的でした。しかし、1坪以上の少し広さのある洗面室にしておくことで、大きな鏡張りでダブルボウルの洗面台を設置することができます。大きな鏡張りの洗面台は女性なら憧れる人も多いです。ここでヘアセットやお化粧、お風呂上りにお肌のケアを行う人もいるだけに、居心地の良い空間にしておくことも大切なのです。
ダブルボウルにしておくことで、家族が2、3人並んで同時に洗面台を利用することができます。子ども達が成長すると朝は洗面台が取り合いのような状況になることも多いだけに、このような広々とした洗面台があると、自分のペースでスムーズに身支度を行うことができます。そして、壁一面には洗面クローゼットを設けておきます。
洗面・脱衣・洗濯とさまざまな用途で使用される洗面室だけに、収納しておかなければならないものも多く、収納スペースが不足すると物で溢れて生活感のある洗面室になってしまいます。タオルをはじめ、家族みんなの下着、パジャマ、部屋着などを収納しておくことで入浴の事前準備もその場でラクに行うことができますし、浴室の掃除道具やシャンプーなどのストック、そして洗濯機を設置することから洗濯関連用品などまできちんと収納できるようにしておきます。
天井には室内物干しを完備しておけば、悪天候時や夜洗濯を行った場合でも干し場に困ることなく毎日の洗濯作業をスムーズに行うことができるのです。
洗面室をしっかりとプランニングして、どの空間よりも利用しやすくしておきましょう。
Posted on 7月 1st 2022 in 家の話