夫婦で意見が分かれたこと

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 注文住宅で家造りを行った我が家は、決めなくてはいけないことが多く、夫婦で意見が分かれることも多かったです。中でも最後まで意見がまとまらなかったことは、二階にトイレを設けるかどうかということです。私は今まで住んでいた住宅にも、実家の二階にもトイレが設けられておらず、二階にトイレのない暮らしになれていましたし、子ども達がまだ小さく二階で過ごす時間が短いことからあまり二階のトイレの必要性を感じてしませんでした。
しかし、主人は宿泊者がいる場合や自分達が高齢になった時には二階にもトイレがあった方が便利だからということから二階にもトイレを設けたい!と言い張るのです。
二階にもトイレがあることで便利さが増すことは理解できるのですが、お掃除の手間と設置費用が2倍になってしまうことを考えると簡単に了承することができなかったのです。そこで業者からいい提案をしてもらいました。二階にトイレスペースを設けておき、子ども達もまだ小さく、我々夫婦もまだ若い現時点ではここをトイレとして利用するのではなく、二階の収納スペースとして利用させておきます。そして、子ども達が成長して二階で過ごす時間が増えたり、また我々夫婦も高齢となりトイレがあった方が便利さを感じるようになった時に、ここをトイレとして利用させるのです。
ここに収納していたものは、子ども部屋に設けてあるロフト収納へと移動させるのです。必要性を感じた時にはすぐにトイレとして利用できるように給配水管工事まで行っておきます。この提案を聞きすぐにこれを採用することにしました。家造りはつい便利さばかりを追求してしまいがちですが、その結果予算をオーバーしてしまうということが多いのです。限られた予算内で「今」にピッタリの家造りを行えるように計画しておくことこそが大事なのだと実感しました。

Posted on 6月 6th 2022 in 家の話

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