地域に密着している工務店は、こだわりや理念を強く押し出し、経営者や社員の顔が見えやすい会社が多いです。
ハウスメーカーのような大量生産の家造りとは異なる、建築主の希望や都合を最優先にした一品生産の家造りを行うことができるのです。建築主の要望に丁寧に耳を傾けて手がける一品生産が基本となり、住宅への希望や要望が強い人は、より希望が叶いやすい家造りを行うことができるのです。
ただし、素材や工法などに独自のこだわりを持つ会社が多く、その価値観を共有できるかどうかがひとつのポイントとなります。変わったデザインにしなくても、建築主の住まいに対するこだわりとその工務店独自のテイストが現れた住まいは、個性が出やすく、オリジナリティに溢れています。地域に密着していることもあり、地域での評判を大切にします。そのため施工はもちろんのこと、引き渡し後のメンテナンスにおいても重要視してくれます。契約を行う会社と施工者が同一のため、責任の所在もはっきりとしています。ハウスメーカーのように広告宣伝費などがかからないこともあり、同じ仕様の家ならばハウスメーカーよりも安くつくることができます。
このような魅力があるのですが、世間一般的に会社規模が小さいため「欠陥住宅なのでは!?」などといった不安を持たれることも多いですし、洗練されたデザインや提案力に欠けているという印象を持つ人も少なくありません。
我が家は地域に密着した工務店に家造りを依頼しました。住宅に関わる全てのことに親身になって相談にのってくれ、的確なアドバイスをしてくれたのです。安心して家造りを行う最高のパートナーに出会いたいものです。
Posted on 7月 20th 2021 in 家の話