洗面室をプランニングしよう

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 洗面室は広さに限りのある空間でありながらもさまざまな目的が詰められている場所です。家族みんなの使用頻度も高いだけに利用しやすくしておかなければなりません。
リビングと同様に洗面室をしっかりとプランニングするようにしましょう。今までは洗面室の広さは1坪が一般的でした。しかし、1坪以上の少し広さのある洗面室にしておくことで、大きな鏡張りでダブルボウルの洗面台を設置することができます。大きな鏡張りの洗面台は女性なら憧れる人も多いです。ここでヘアセットやお化粧、お風呂上りにお肌のケアを行う人もいるだけに、居心地の良い空間にしておくことも大切なのです。
ダブルボウルにしておくことで、家族が2、3人並んで同時に洗面台を利用することができます。子ども達が成長すると朝は洗面台が取り合いのような状況になることも多いだけに、このような広々とした洗面台があると、自分のペースでスムーズに身支度を行うことができます。そして、壁一面には洗面クローゼットを設けておきます。
洗面・脱衣・洗濯とさまざまな用途で使用される洗面室だけに、収納しておかなければならないものも多く、収納スペースが不足すると物で溢れて生活感のある洗面室になってしまいます。タオルをはじめ、家族みんなの下着、パジャマ、部屋着などを収納しておくことで入浴の事前準備もその場でラクに行うことができますし、浴室の掃除道具やシャンプーなどのストック、そして洗濯機を設置することから洗濯関連用品などまできちんと収納できるようにしておきます。
天井には室内物干しを完備しておけば、悪天候時や夜洗濯を行った場合でも干し場に困ることなく毎日の洗濯作業をスムーズに行うことができるのです。
洗面室をしっかりとプランニングして、どの空間よりも利用しやすくしておきましょう。

Posted on 7月 1st 2022 in 家の話

夫婦で意見が分かれたこと

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 注文住宅で家造りを行った我が家は、決めなくてはいけないことが多く、夫婦で意見が分かれることも多かったです。中でも最後まで意見がまとまらなかったことは、二階にトイレを設けるかどうかということです。私は今まで住んでいた住宅にも、実家の二階にもトイレが設けられておらず、二階にトイレのない暮らしになれていましたし、子ども達がまだ小さく二階で過ごす時間が短いことからあまり二階のトイレの必要性を感じてしませんでした。
しかし、主人は宿泊者がいる場合や自分達が高齢になった時には二階にもトイレがあった方が便利だからということから二階にもトイレを設けたい!と言い張るのです。
二階にもトイレがあることで便利さが増すことは理解できるのですが、お掃除の手間と設置費用が2倍になってしまうことを考えると簡単に了承することができなかったのです。そこで業者からいい提案をしてもらいました。二階にトイレスペースを設けておき、子ども達もまだ小さく、我々夫婦もまだ若い現時点ではここをトイレとして利用するのではなく、二階の収納スペースとして利用させておきます。そして、子ども達が成長して二階で過ごす時間が増えたり、また我々夫婦も高齢となりトイレがあった方が便利さを感じるようになった時に、ここをトイレとして利用させるのです。
ここに収納していたものは、子ども部屋に設けてあるロフト収納へと移動させるのです。必要性を感じた時にはすぐにトイレとして利用できるように給配水管工事まで行っておきます。この提案を聞きすぐにこれを採用することにしました。家造りはつい便利さばかりを追求してしまいがちですが、その結果予算をオーバーしてしまうということが多いのです。限られた予算内で「今」にピッタリの家造りを行えるように計画しておくことこそが大事なのだと実感しました。

Posted on 6月 6th 2022 in 家の話

冷蔵庫の配置

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キッチンで一番大きな家電といえば冷蔵庫です。この冷蔵庫の配置に頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。冷蔵庫が目に入ると生活感を与えてしまいますし、来客時には冷蔵庫の中身を見られたくないものです。
通常、冷蔵庫は壁に向かって設置されることが多いです。この場合、リビングと併設していると冷蔵庫を開けると中身が丸見えになってしまいます。リビングから冷蔵庫が見えないように計画することで、生活感を与えませんし、冷蔵庫の中身を見られる心配がないのです。例えば、対面式キッチンの横にコの字型に壁を設けておきます。このコの字型部分に冷蔵庫をすっぽりと収めておくことで、リビング側からは冷蔵庫の存在すら気づかれることもないのです。
キッチンの横に冷蔵庫を設置しているので、必要な食材をサッと取り出し、スムーズに調理することもできるため家事効率も高められます。最近ではキッチン横にウォークイン型のパントリーを設けておく家庭も多いです。このパントリー内に冷蔵庫を設置しておくというケースも増えています。パントリー内に冷蔵庫を設置することで、リビングから冷蔵庫が見えないため生活感を与えませんし、もちろん冷蔵庫の中身を見られる心配もありません。しかし、食材の出し入れをするのにキッチンからパントリーまで少し歩数が増えてしまい、料理効率が下がってしまうかもしれません。大きさのある家電だけに設置後のことをしっかりと考えておくことが大切なのです。
ママだけでなく家族みんなが利用する家電でもあるので、家族みんなが利用しやすい位置に設置しておくことも大切ですね。

Posted on 5月 6th 2022 in 家の話

浮造りの床

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 私が住んでいる地域は杉の生産で有名であり、床材にはこの地元の杉を用いました。杉のフローリングには浮造り加工を施しました。
この浮造りとは、木の柔らかい部分を磨きながら削ぎ落としてへこませ、年輪が凹凸になるように仕上げる加工方法です。杉などの柔らかい木材ならではの仕上げ方法と言えます。木目が浮き上がったような仕上がりになるだけに、木目の美しさを際立たせることができますし、触感の良さまでも高められるのです。
やわらかくて足腰にやさしく、木目の凹凸が足の裏を心地よく刺激してくれます。マッサージ効果が得られますし、足裏を刺激することで、身体のバランス改善を促すことができたり、肩こりや頭痛などを予防することができるとも言われています。また、木目の凹凸が可視光線を吸収して光の反射を抑え、眼精疲労を減らし目に優しい空間をつくってくれるのです。
また、凹凸があることで滑りにくく、小さな子どもからお年寄りまで安全に過ごせますし、子ども達の偏平足予防としても有効と言われています。無垢材フローリングは、夏でもサラサラとした肌触りですし、冬はほのかにあたたかみを感じられるため一年を通して素足で暮らしたくなる住まいが広がります。素足での暮らしが楽しめるだけでなく、自然治癒力が高まるとも言われているのです。合板フローリングだと夏はペタッと張り付いたような感触ですし、冬はヒヤッと冷たく素足で歩くことなどできません。触感の違いは歴然なのです。
また、キズが目立ちにくいというメリットもあります。キズがついても経年変化によって味わい深さとさえ感じられるほどなのです。素材だけでなく加工方法によっても触感は異なるため、しっかりとこのような点にも注目し、快適で住み心地のいい住まいとなるようにしておきたいものです。

Posted on 4月 7th 2022 in 家の話

浴室で過ごす時間

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 浴室で過ごす時間というとつい、ゆっくりとバスタブに浸かる時間を思い浮かべることと思います。しかし、ゆっくりとバスタブに浸かる時間が浴室で過ごす時間ではないのです。暑い夏場、ゆっくりと入浴する時間がないとき、朝起きたときなどに気軽に気分や体をリフレッシュするのに最適なのがシャワーなのです。
最近のシャワーは、水流の強さや出方を工夫したさまざまなタイプのものがあり、快適な入浴ライフを送るにはこのシャワーを上手に活用させたいものです。シャワーの中に水に空気を混ぜることで、気泡を包み込んだ大きな水滴にして浴び心地を高めたタイプがあります。気泡が入ることによって節水効果も期待できます。さらに、切り替えボタン1つで細かい霧状のシャワーが身体全体を包めるものや、強力水流でマッサージ感が楽しめるものなど、シャワーのバリエーションも豊富となっているのです。しかし、寒い冬はシャワーだけでは身体が温まらないという問題がありました。最近は色々なお湯の出方を1つでできるシャワーがあります。頭上からのオーバヘッドシャワーで全身に浴びて、横からのボディーシャワーで身体を温めます。
そして、フットシャワーで冷えやすい足先を温めるのです。このようなシャワーであればバスタブに入浴するように全身を温めることができ、冬でもシャワーで十分快適性を得られるのです。もちろん、バスタブに浸かる時間も大切に考えておきたいものです。それには、浴槽の形状がポイントでもあります。
最近では寝そべりやすいように壁に傾斜や手すり部分をつけたり、身体にフィットする曲線を使うなど、のんびりくつろぎながら入浴できる工夫が凝らされています。
浴槽の形状に注目しておきましょう。シャワーや浴槽で快適なバスタイムを過ごしたいものです。

Posted on 3月 10th 2022 in 家の話

建売住宅と注文住宅

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マイホームを購入する際に、建売住宅と注文住宅どちらにしようか悩む人も多いことでしょう。それぞれに特徴があるため、自分達が理想とする家造りにより近いものを選択しましょう。
まず建売住宅は、あらかじめ販売価格が提示されており、予算化しやすいです。住宅の間取りや設備、仕様もあらかじめ決まっているので、マイホームをイメージしやすく、分かりやすいというのが魅力です。完成しているケースが多いため、実際の建物をそのまま確認することができます。価格の安さから購入を決める人も少なくありません。同じ住宅を注文住宅で建てた場合よりも割安になります。土地と建物を一括購入するので、1工程で短期間にマイホームを取得でき、時間や手間をかけたくないという人には向いていると思います。消費者のニーズに沿った間取りや設備、仕様が取り入れられているのですが、自由度がほとんどありません。また、建物が完成しているケースが多いため、建築過程を確認することができないので不安に感じてしまいます。
次に、自由度の高い注文住宅です。間取りや設備、内装が外壁など自分好みのものを選ぶことができ、住宅への希望やこだわりを持っている人は、希望が叶いやすい家造りを行うことができるのです。設計してから建築するので、建築過程を細かくチェックすることができます。コスト面においても自由度が高く、コストを抑えることも、逆にグレードを上げることも自由に選択できるのです。しかし、図面やサンプルなどで設計を決めていくため、仕上がりがイメージしにくく、完成してから思っているのと違うというケースもあります。
また、土地の購入と建物の建築と2工程となってしまうため、異なる相手と契約を結んだり、費用を支払わなければならず、複雑で時間もかかってしまいがちです。
特徴を知り、自分に合った方を選択しましょう。

Posted on 2月 12th 2022 in 家の話

外部収納を忘れずに

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 家造りを行うほとんどの人が「収納」を重視します。しかし、この収納とは室内の収納ばかりで、屋外で使用するもの、室内で収納しておくことができないものを収めておく外部収納については忘れさられてしまいがちです。外部収納のことに後から気づいて慌てて庭やカーポート部分に物置を設置する家庭も多いのです。
庭やカーポート部分に物置を設置するとスペースを占領してしまい、狭さや窮屈感を与えてしまいます。また、物置が目に入ることで住宅の外観が一気に生活感で溢れてしまうのです。
そこで家造りを行う際にはしっかりと外部収納においても計画しておきます。そうすることで住居内に生まれたデッドスペースを有効活用することができるのです。
我が家は、階段下に生まれたデッドスペースを利用して外部収納を設けました。ここにはスタットレスタイヤ、アウトドア用品、子ども達の屋外用おもちゃ、お米の備蓄庫としても利用しています。外から物の出し入れができるように勝手口を設けています。車から外部収納へ、外部収納から車へと物を移動させることも多いため、カーポートと外部収納の配置や通路幅にも配慮しました。このように建物内に外部収納をビルトインさせることで、庭やカーポートスペースを占領することもありませんし、物置が目に入ることもないのでスッキリとした外観を保つことができるのです。
外からの動線だけでなく、室内からの動線も設けています。室内部分には日用品や掃除機などを収納することができていますし、お米においては屋外から搬入して、室内側から補充できるのでとても助かっています。室内収納ばかりに注目してしまいがちですが、外部収納においてもしっかりと計画しておきましょう。

Posted on 1月 17th 2022 in 家の話

フローリング

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 今までは合板フローリングの住まいに暮らしていました。しかし、新居では水廻りスペースを除き無垢材のフローリングを取り入れました。合板フローリングは夏はペタッと張り付いたような感触ですし、冬はヒヤッと冷たく裸足で歩くことなどできません。
しかし、無垢材フローリングであれば、夏でもサラサラとした肌触りですし、冬でもほのかにあたたかみを感じられるため一年を通して裸足で過ごしたくなるほどです。無垢の木は、成長していく過程で根から水分や養分を吸い上げ蓄えるために無数の導管があります。乾燥した木材にはその導管が空気層の役割を果たし、空気中の余分な湿気を吸収したり、過度な乾燥した状態においては湿度を放出する天然の湿度調整機能が備わっているのです。そのため住んでいるだけで空間から心地よさを感じることができるのです。この空気層があることによって音を吸収する効果もあります。この無垢材のフローリングには浮造り加工を施し、より木目の美しさを際立たせ、また触感の良さを高めました。
浮造りとは、木材加工方法の一つで、木の表面を丁寧に何度もこすり合わせ、年輪を浮き上がらせるものです。自然な凹凸が足の裏を心地よく刺激することでマッサージ効果が得られます。また、足つぼを心地よく刺激することから血行を良くして、冷え症の人も安心して過ごすことができます。子ども達の扁平足予防や滑り止めにも効果があります。そして、凹凸が室内の光を拡散し、目に優しい空間をつくるため、眼精疲労を和らげてくれるのです。
キズが目立ちにくく、経年変化を楽しむことのできる無垢材フローリングにしてみてはいかがでしょうか。

Posted on 12月 13th 2021 in 家の話

ハウスメーカーについて

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 会社としての規模が大きく、社会的ブランド力を持っているハウスメーカー。世間一般での社会的信用も非常に高いです。
家造りを行う大部分の人がまずハウスメーカーの存在を思い浮かべるのではないでしょうか。広告宣伝のプロがさまざなま工夫を凝らした情報発信を行うため、我々は手軽に細やかな情報までも手に入れることができます。このようなこともあり、ハウスメーカーの存在感は大きいのです。カタログやモデルハウスなど、家造りのイメージを湧かせるための材料が豊富に揃っていますし、どのような家ができあがるかというイメージもわかりやすいのです。営業・設計・施工など、各部門の人材がそれぞれに教育されているのでしっかりとしています。画一化されたデザインを持っているため提案力もあります。多数のモデルケースの中から、自分に合ったプランを選ぶことができます。部材は工場生産のため早いですし、施工もマニュアルに従うため時間がかかりません。しかし、それぞれのメーカーでブランドが確立されているため、ひと目見ただけでどこのハウスメーカーのものなのかが分かるものが多く個性を出しにくいこともあります。
また、商品の規格化のため、寸法や仕様など自由にならない部分があります。また、自社商品のみしか売ってくれないケースもあるのです。また、広告宣伝費やモデルハウス維持管理費など、さまざなま経費が建築費に上乗せされてしまうので価格がどうしても高めになってしまいます。標準仕様の価格で考えていても、オプション要素で金額が高くなっていくことが多いのです。
さまざなま観点からまずは自分に合った業者を見つけ出しましょう。

Posted on 9月 2nd 2021 in 家の話

コンセント

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 家造りの後半でプランニングするコンセント計画。コンセントの位置や数は、住み始めてから失敗に気づくことが多く、住宅への不満の第一位となっています。コンセントが足りない!位置が使いにくい!という不満が出ても、簡単に追加したり、位置を変更することができないだけに、家造りの際にはしっかりと計画しておかなければなりません。

コンセント計画は図面上や建築途中の建物内で進められるため、なかなか家具や家電の位置をイメージしにくいため軽視してしまうことが多いのです。

コンセントへの不満は些細な不満のようにも感じられますが、生活に与える影響が意外と大きいだけにしっかりと計画しておきたいものです。では、不満が出ないようにコンセントをたくさん設けておけばいいのでは!?と考える人も少なくありません。しかし、家具に隠れてしまったり、ほとんど使用しないということでは無駄になってしまうだけで意味がありません。しっかりと計画して使い勝手のいい位置に、適した数のコンセントを設けておくことで不満は出にくいため、必要性や利便性をしっかりと考慮して最小限に計画するようにしましょう。

我が家のコンセント計画の中で注目したのが掃除機を使用する際のコンセントです。掃除機など一時的に使用するコンセントは、頻繁に抜き差しするので高い位置に設置しておくと腰をかがめずにラクな姿勢でコンセントの抜き差しができて便利です。これはコード式の場合です。最近充電式の掃除機を購入しました。家造りの際に充電式の掃除機を検討していたこともあり、掃除機を収納する収納庫内にコンセントを設けておきました。ここにコンセントがあることで掃除機を収納している状態で充電も行えるのです。

これからはロボット掃除機がより普及することでしょう。今は使用しなくてもロボット掃除機の充電コンセント計画も行っておくといいと思います。暮らしをより豊かにしてくれるだけにコンセント計画は軽視できないのです。

Posted on 8月 5th 2021 in 未分類